オシャレな女はみんな食べてます
こんにちは、らんちうです。
先日、ふと通りがかったカフェ。オシャレな外観、オシャレな店名、オシャレな客層。メニューボードをチラ見すると『エディブルフラワーを使用したなにがし〜』とある。ふむ、オシャレだ。
ということで、買ってきました。
エディブルフラワー界の超大御所、食用菊。オシャレな女になっちゃうぞ。
値段はご覧の通り320円(税込)。きれいな色の菊がパンパンに詰まっています。食用菊は小さい頃1度、お刺身についていた500円玉くらいのものを食べたことがあるので、人生二度目です。味はなんとなーく覚えている程度。
いざ開封。
取り出して中心部をかいでみると…めちゃくちゃいい香り!!華やか!!これぞオシャレ!!!
裏はこんな感じで小さいがくがついています。
てっきり食用菊って、がくごと食べたりするのだと思っていたのですが、花の中心部やがくは苦いため、花びらだけ散らして食べることが多いようです。知らなかった…。(天ぷらの場合はがくごと)
生食も可能ということなので、1輪生で食べてみることに。花びらをつまんで、ひきぬいて、食べてみます。むむむ、これは…!
噛んだ瞬間はいい香りとともにほのかに甘く、途中から苦味と渋味がやってきます。サラダに入れるとよいアクセントになりそう。醤油をつけてみると香りが引き立ちました。食材というよりも薬味という感じ。そりゃあ刺身にも合いますね…。
数えてみると、1パックに38輪と、想像以上にたくさん詰まっていました。大きさはまちまち。1つずつ花びらをむしっていきます。
むしりました。わかりづらいですが結構山盛りです! 何gあったのか測っておけばよかったなあと今になって思いました。
今回はパックの裏に書いてある手順で、おひたし的なものを作ってみます。天ぷらは手間がかかるうえにうまくいかないので今回はやりません。だれか作って食べさせてください。
指示通り、沸騰したお湯にお酢を入れます。お酢によって色がきれいに出るようです。そこへ、花びらを入れてみます。
浮いてくる!全然沈まない!上の方全く湯に使ってない!!!急いで菜箸を取り出して押し込みます。これでいいのか?いいのか?と思っているうちにみるみる縮んでいく花びらたち。急いでざるにあげ水で冷やします。
「サッとゆでる」と書いてあったのに30秒くらいは茹でてしまいました。大丈夫だろうか。そしてめちゃくちゃ小さくなったけどこれでいいんだろうか。あと、色は…鮮やかになった気がする…?
それでは早速食べていきたいと思います。まずは何もつけずにそのまま。
もぐもぐ。
あっっっ…………まーーーーい!!!!!
なにこれ!!!急に味が変わったんですけど!!!!ウケる!!!!!!
さっきまであった苦味や渋味が一切なくなり、しかし華やかな香りはそのまま、甘味はぐーーーんと増して、めちゃくちゃ食べやすくおいしくなっていました。食感ももしゃもしゃからシャキシャキへ変化しています。うま。うま。
醤油につけてみます。あこれうまいわ。さっきまで薬味だと思っていたものが完全に食材と化しました。うまいうますぎる。
みりんと醤油であえて鰹節をかけてみました。おひたしというよりは和えものかな。これもおいしかったです。ただ、菊自体がすでにめちゃくちゃ甘いうえ香りを存分に味わいたいので、みりんの主張がちょっと邪魔に感じました。醤油だけがベストかも知れないです。
ということで、エディブルフラワーを生活に取り入れて無事オシャレになりました。
食用菊は秋が旬の食べ物ですので、みなさんもぜひ食べてみてください。
それでは、またTwitterでお会いしましょう。
キラキラッ☆ 女児わーるど♡
こんにちは、らんちうです。
2021年5月。今、 ¨女児向け¨ がキテいます。
女児時代を懐かしむ漫画がバズったり、バレンシアガが女児センスに溢れた商品を出したり、セボンスターの一番くじコフレが発売決定したり。
普段、流行りに対しては目を細めて「フーン」と腕を組んでいるわたしですが、今回はこの波に乗ろうと思います。
何故なのか。
小さい頃、自分を男だと思って生きていたわたし。
一人称は『俺』、ズボンしか履かない、ピンクは女の色だからと身につけない、チーム分けで男子の方に入る、プリキュアより響鬼に夢中…。
女児らしい女児時代などなく、エンジェルブルーやメゾピアノの存在もつい最近知りました。
そして気づいたのです。女児向けに触れた経験が少なすぎると。『いつも心に少年少女』を合言葉に活動してきたわたしとしたことが。あまりに不覚でした。
ということで早速、サン宝石のカタログを注文しました。
中身はセールのページ、アクセサリーのページ、文房具のページなど。厚さは大したことないですが、1ページにたくさんの商品が載っています。スライム特集や推し活特集なんかもあったりして興味深いです。
レジンの需要あるんですね。
あ〜!!!ってなるページ。
これおねえちゃんが持ってました。生き残ってるんや。
超GALS! 寿蘭のOP『ア☆イ☆ツ』を爆音でかけ、準備は万端。気になったものを片っぱしから丸付けをしていく作業に入ったのですが…
ほしく、ない…?
ほしく…ない…。
びっくりしたのですが、ほしいものがほとんどありませんでした。
そうなのです。女児性というものは、腕まくりをして意気込んだところで身につくものではなく、時間をかけて育まれていく能力だということを忘れていたのです。
まずは一歩、女児へ踏み出す。今日はその日なのです。焦る必要はない。
自分の中の現在の女児性レベルを認め、落ち着いてほしいものを選び注文しました。
数日後。届きました。マークがかわいいです。
ででーん!!今回注文したのはこの5点。
右の黄色い液晶クリーニングクロスはただただ安かった液晶クリーニングクロス(30円)なので、それ以外をご紹介します。
まずはこの人魚の宝物おまじないストーン(1個60円)。めっちゃかわいい!!!! きらきら!!!!!! これにはわたしの中の女児も大騒ぎ、2個買いました。
こちら、ただきれいなだけでなく、ひとつひとつの色に人魚のラッキージンクスがついています。たのしいね。こういうの好き。わたしのはベビーピンクストーンとアクアブルーストーンでした。王子様に会えるらしいです。
お次はこちら。バラの花タトゥーシール(98円)!!! バラのイラストがかなり優美でいい感じです。昔から駄菓子屋で売ってるタトゥーシールで遊ぶのが好きなわたしはついつい注文してしまいました。果たして女児性なのだろうか?
か、かわいい〜! ちょっと位置ズレちゃったけど! かわいい! たのしい! にしても貼りやすいし落ちにくい、質がいいですコレ。もう一枚は首に貼ってカッコよくなったのですが、自撮りがうまくいかなかったので未掲載。首にも貼りやすいなんて◎。
最後はこちら。水引き飾り手作りキット(280円)!!! これ、いちばん楽しみにしていました。掲載されているのを見た時は女児需要があるとは思えず驚きましたが、もしかすると鬼滅の刃効果で和アクセサリーが注目されているのかもしれません。
今回はこのリングを作ってみます。不器用だけど、女児向けに作られてるはずだし、いけるやろ!!!
できました。ちがうものが。
悪戦苦闘していたのですが、あまりにも作り方がわかりづらかったので、他の水引きリングの作り方を調べて作ってみました。かわいく、しかも2個できたので、ヨシ!!!!!!
以上、わたしの女児道・第一歩でした。
それでは、また配信でお会いしましょう!
春を喰らう
こんにちは、らんちうです。
これは藤と自撮りをする伊藤です。
今年の春は(ペンキを肩にお花畑の中を散歩にくるのが)早かったですね。
多くの地域で、桜の開花が観測史上最速だったそうです。あしかがフラワーパークの名物(?)大藤も、記録上最も早い開花を迎えたとのことでした。
そんな春のぽかぽか陽気の中、いろんな植物がすくすくと育っています。
せっかくなので食べていきましょう。
タンポポはみなさんおわかりかと思いますが、カラスノエンドウはピンと来ない方もいらっしゃるかも知れません。
こんな感じの、ピンクのお花を咲かせる植物です。花壇の隅に許可なく生えてたりします。
写真の通り、ミニエンドウって感じの小さな鞘をつけます。この実は熟すと真っ黒になるので、カラスの名がついています。(※学術的な和名はヤハズエンドウです)
ということで、近所の公園で採ってきました。
綺麗な空気の山とかで採るのが良いかなと思ったんですが、普段その辺のセミを獲って食べてることを思い出したので近場で済ませました。
タンポポの花、カラスノエンドウの柔らかそうな茎葉と豆の膨らんだ鞘。そして、ハハコグサ。
そうなんです。ハハコグサもついでに採ってきました。春の七草『ゴギョウ』とはこのハハコグサのことを言いますし、まあ食えんことはないやろと。
ぐちゃぐちゃだあ…。
生まれてはじめてタンポポとハハコグサを食べるうえ、生まれてはじめて天ぷらを作ったので、なんかよくわからんぐちゃぐちゃができあがりました。
失敗の要因の一つとして、タンポポの花は水洗いすると急速に閉じてしまうというのがありました。モタモタしていると天ぷら粉つける前に全部萎むので、みなさん注意してください。
さて実食。塩をふって、最初はタンポポから。
サク。あ、なんとなく天ぷらになっています。けどめっちゃ油っぽい。ウワ〜油の味するゥ〜。と、数回咀嚼したところで、やっとほのかに甘い風味。華やかな香りもします。
これ知ってる!キクだ!キクの味だ!
考えてみればタンポポはバリバリのキク科なので、味が似ているのも当たり前かもしれません。
きちんと天ぷらにできればおいしい春のおやつになると思いました。
お次はハハコグサ。こちらもキク科ですが、味やいかに。
もぐもぐ。モサモサ。
花の部分は見た目通りモサモサした食感です。こちらはそんなに油を吸っていなかったので、素材の味が楽しめる!と思ったのですが、ほとんど味がない…。
若干、タンポポと同じくキクの香りが?するような…?そんな感じでした。
最後はカラスノエンドウ!いちばん楽しみにしていたのがこれです。わくわくしながら鞘から豆を取り出していきます。
そこそこの量になりました。単純作業をずっとやるのは結構たのしい。
あとは茎葉も豆も塩茹でして、下ごしらえは終了です。
ポン酢をかけたらおひたしが、ごはんと混ぜたら豆ごはんができました。簡単〜!楽〜! 豆ごはんはかわいいミニミニおにぎりにしようと思ってがんばりましたがどうにもなりませんでした。その名残でなんとなく三角形になっています。
ところで、茹で始めた時からずっとくさいです。豆が。くさい。豆を茹でた経験がないのですがこんなものなのでしょうか。カラスノエンドウだからなのでしょうか。
くさくない、カラスノエンドウ茎葉のおひたしからいきましょう。もぐもぐ。
ん、わりといけるぞ! 妙なクセやアクもない、THE 草といった味です。食感は筋張っていて結構固いですが、味はおひたしとして受け入れられるレベルです。鞘に比べて少量しか摘まなかったのを後悔しました。もうちょっと食べたかった。
本日の春喰らい、トリをつとめるのはカラスノエンドウ豆ごはん。においがかなり気がかりです。なんか薬品みたいなきつい匂いがします。これほんとに食べていいのか?まあでも納豆もくさいけどうまいしな、とぱくり。味は…
おいしくない!!!!!
匂いとまったくおんなじ味がします。薬っぽい中に、ほのかな豆感。食べられないことはないですが、決しておいしくないです。食感はプチプチしていてよいですが…。
時間をかけて取り出した分、ちょっとガッカリ。ネットではおいしいと聞いたことがあったので、好みの問題かしら?
というわけで今回は春を喰らってみました。身近で採れるものばかりですので、みなさんも試してみてはいかがでしょうか。タンポポは見つけやすいしおいしいのでおすすめです。
それでは、また配信でお会いしましょう!
なぜどんぐりペーストを失敗したか
こんにちは、らんちうです。
スダジイでのどんぐりペースト作りに失敗しました。
写真を見ればわかると思うのですが、まったくペースト状になりませんでした。
来年のわたしのために、またどんぐりペーストを作るすべての方のためにメモを残しておきます。
※レシピではありません!!
その1:長めに茹でる
やわらかくなって、うまくペースト状になると思う。20分未満は短すぎ。かたい。
その2:牛乳で茹でないほうがよさげ
牛乳で茹でてつぶさず食べるとそれはそれでおいしいが、水分が行き渡ってるかは謎だし、膜張るので定期的に混ぜないとだし、どんぐりの味だけをたのしみたいなら水が吉。
その3:すり鉢を使う
すり鉢が見つからなかったためフードプロセッサーでガーーーッとやってみたが、隅々まで上手に砕けなかった。これに関してはわたしが使い方を間違えてる可能性もある。
その4:ハチミツを入れすぎない
ハチミツははちゃめちゃ風味が強いので少量にする。
以上です。どんぐり拾いやどんぐり剥きはうきうきしたし、ペーストにはならなかったですがどんぐりの味をたのしむことはできました。
また来年も作りたいと思います。
それでは、また配信でお会いしましょう!
ワル
こんにちは、らんちうです。
小学生の時、とても気に入っていたオリキャラがいました。
スモーカーと入れ替わったたしぎみたいな髪型で、ティアドロップのサングラスをかけていて、デニムコートを羽織り、褐色の肌が尋常性白斑でところどころ白くなっている、性別不詳年齢不詳の超絶クール高校教師。
このキャラはヘビースモーカーで、いつもタバコの匂いをぷんぷんさせているという設定がありました。
銘柄まで決めようと調べていると、ある魅力的な記述のタバコに心を奪われました。
『強烈な甘い香りで、吸うとパチパチと音がする』
それがコレ!
ガラム!
これはいくつかあるガラムの中でもっともポピュラーらしい、ガラム・スーリヤ・マイルドという種類。
タールは33mg。平均が8mgのようなので、かなり高いみたいです。
箱がめちゃめちゃかわいい。上品な金と赤。
ガラムとはインドネシア語で「塩」。塩の倉庫をたばこ工場にしたことに由来しているそうです。ロゴマークにも採用されています。
開封!すると一気に甘い香りが漂います。線香や歯医者さんの匂いと形容されたりしますが、わたしは木の実っぽい甘酸っぱい匂いに感じました。スキ!
この独特な香りはクローブ(丁子)というフトモモ科の木の花のつぼみのもの。カレーなんかに使われるやつですね。
フィルター部分にロゴ!赤と金!かわいい!
ところどころ茶色いシミみたいなものがあるのですが、これはクローブの精油が染み出したものだそうです。新鮮なクローブを使用している証拠だとか。
というわけでくわえてみます。
甘い。
甘い香り、でなく甘い、のです。吸い口が。
何を隠そうこのガラム、フィルター部分に甘味料が付けてられているのです! なんだそれ! 飴ちゃんじゃないか!
火をつけずに息を吸ってみます。香りがぶわわと口の中に広がり、しあわせな気持ちに。火をつけなくてもこれだけで充分楽しめるのではないか…?
とはいえ火をつけてみます。ジジジ…
パチ!パチ!と軽快な音が鳴ります!!!うおお!!!これが!!!!これが憧れ続けたガラムの音!!!!!
ちなみにこの音はクローブが燃えるときの音らしいです。たまに火花がぽすぽす散ります。
味はというと…めっちゃ辛い!! 煙の味!! 吸い込んだときの煙がすごい!!
これ肺に入れられる人間なんているのか…?と思いながらがんばって吸い続けてみたところ、味に変化が。
あれ? あ…甘い!!!すごく甘い!!!!!
わたしの紙巻きタバコの吸い方があまりに強すぎたせいで、風味が壊れてしまっていたようです。ゆっくりゆっくり吸えば甘〜くて独特〜な煙の味がたのしめました。
口の中でゆらゆらさせたり、鼻に通したり、肺喫煙に挑戦してみたり。それぞれ違う味・香りを楽しめるので、紙巻きタバコっておもしろいんだなあと思いました。
立ちのぼる煙と、クセになる濃厚な喫味と、パチパチという音に酔いしれながら、はじめの1本を吸い終わりました。
それから3本連続で吸いました。
こんなん罠だよ。だって甘いんだもんよ。
タバコはこわいなあ。
それでは、また配信でお会いしましょう!
書いててお腹がすきました
こんにちは、らんちうです。
三重県に住んでいた頃は、神奈川のおばあちゃんちに遊びに行って帰るときに、必ずこのシウマイ弁当を新横浜駅で買い、新幹線で食べていました。
小さい頃は「冷たいし唐揚げもシウマイも肉汁ないしいい匂いがしない…」と駅弁ゆえの特徴を不満に感じ、あんず以外あまりおいしいと感じていなかったのですが(あんずが食べたいがためにいつも買っていた)、大人になった今はなぜなのかたまらなく好きなんですよね。
ということで、この間のわたしのシウマイ弁当の食べ方がこちらです。
スタイルは横置きご飯左側型。33手。
なかなかフツウの食べ方ではないかと思います。
この時はめちゃくちゃお腹が空いていたので、初手でごはん1俵→昆布&生姜→ごはん半分という戦法にでていますね。いつもなら「シウマイ弁当なんだからシウマイスタートだろ!」となるところです。
でも、これ結構いいなって思いました。味が薄く、どこか安心する味のご飯から食べはじめる。これによって、定食のはじめに味噌汁を飲むみたいに、身体へ、今から食事を始めることを知らせる感じがしました。
中盤は、おかずとご飯の応酬(?)が続きます。鮪の照り焼きは味が濃すぎる、唯一好きじゃないおかず。3手かけて食べます。
筍煮は大大大好きなので、序盤、中盤、終盤にきっちり配分して食べます。
最後は、残しておいたシウマイとごはんを交互に食べて、「シウマイ弁当を!!!食べている!!!!」という気持ちを最大限に引き上げます。そしてデザートのあんずを食べます。【完】のスタンプを押すつもりで。
食べたあと、食べ方学会さんの『食べ方図説 崎陽軒シウマイ弁当編』(画像や用語などこちらを参考にしています)を読み返しました。
崎陽軒の社長おすすめの「小梅を動かしてその下のご飯を食べる」をやるのをすっかり忘れていたことに気づきました。
今度はぜひやろう。また近々食べよう。
かなり楽しかったので、いろんなひとに聞いてまとめてみたいなと思いました。そういう配信しようかな。
みなさんもぜひ、シウマイ弁当の食べ方やこだわりについて考えてみてください。
それでは、また配信でお会いしましょう!